企業が情報システムを新規に採用するまたは移行を検討する際に、クラウドの利用を第一とする方針を「クラウドファースト」と言います。

クラウド利用が一般的になりつつある中、これからAWSの導入を検討する経営者、システム担当者の方も多くいることでしょう。

今回は、AWSを利用するにあたって考慮すべきポイント・注意点をお伝えしていきます。

  1. AWSアカウント作成時に用意するもの
  2. 請求タイミング
  3. 支払い通貨について
  4. AWSのコスト削減方法について
  5. Marketplaceの利用について

前提

AWSを利用する際、契約方法は2つあります。

  • 利用者がAWSと直接契約する場合
  • 支払い代行を提供するAWSパートナー企業と契約する場合

個人利用の場合はほとんどが直接契約ですが、企業で利用する場合はAWSパートナーを経由することで得られるアドバンテージも考慮し支払い代行サービスを利用する場合があります。

1. AWSアカウント作成時に用意するもの

AWSと直接契約する場合は、次の情報が必要となります。

  • 住所
  • クレジットカード
  • メールアドレス
  • 電話番号

AWSパートナー経由でAWSアカウントを作成する場合については、当社の支払い代行サービスを例にご紹介します。

支払い代行サービスを希望される場合は、サービス開始のための申込書と口座振替に必要な情報をご提出いただく必要があります。

お申込にかかわる書類を確認してみたいという方はお気軽にお問い合わせください。

2. 請求タイミング

AWSと直接契約をしている場合は、AWSを利用した翌月の3日~7日頃に登録しているクレジットカードで決済が行われます。

クロス・ヘッドの支払い代行サービスの場合、AWSを利用した翌月の15日頃までに請求書をお送りします。その後、口座振替でお支払いいただく流れとなります。

3. 支払い通貨について

AWSの支払い通貨は基本アメリカドルですが、日本円に変更することもできます。

日本円を利用する場合にご注意いただきたいのは、為替の影響(リスク)はアメリカドルで支払う場合と変わらないこととAWSからの全ての請求が日本円の支払いにならない場合がある点です。

為替の影響

為替レートはAWS側で日本円(指定した通貨)に変換されクレジットカード決済が行われます。そのため、為替の影響については日本円を指定した場合にも受けるため注意が必要です。

請求が日本円の支払いにならない場合

すべての請求が日本円にならない場合は、Marketplaceでソフトウェアを購入している場合です。この時、請求は指定した通貨に変換されません。

4. AWSのコスト削減方法について

AWS利用料は、半分以がEC2(仮想サーバーのサービス)で占められていると言われています。

ランニング費用が気になってしまうEC2ですが、年間契約することで割引が適用されるという嬉しい面もあります。システムの利用状況に合わせて割引サービスも活用していくことでコスト削減を行うことができます。

5. Marketplaceの利用について

AWSではMarketplaceで様々な仮想アプライアンスを購入・利用することができます。その中にはF5 Networks社のBIG-IPやPalo Alto Networks社のVM-Seriesなどリーダークラスのセキュリティ製品もあります。

これらはMarketplaceから従量課金で購入することができますが、常時利用する場合は単純にランニング費用がかかるだけでなく、日本語でのサポートを受けることが出来ない場合が多くあります。そのため、本番環境では国内の販売代理店で購入したライセンスを持ち込むBYOL(Bring Your Own License)利用が一般的です。

一方で、開発環境など常時利用しない場合はMarketplaceから購入する方が適している場合も考えられます。

いかがでしたか?

タイトルの通りAWSの支払いに関するポイントを書かせていただきました。

当社では支払い代行サービスでAWSアカウントのご提供も行っていますので、ご不明な点などありましたらお気軽にお問い合わせください。