このコラムをお読みの方は情シス部門の関係者が多いかと思います。
皆さまは情シス業務に専念することができていますか?
多くの方々は他の業務と兼務されているのではないでしょうか。
兼務の場合でも、担当業務を想定通りにバランス良く行うことが理想的です。
ですが、業務負荷が大きい突発業務や割り込み業務が頻繁に発生する場合は、タスクに偏りが生じ、一部コア業務の対応優先順位を下げざるを得なくなる可能性もあります。
このように、兼務している業務の対応優先度や対応リソースなどのバランス調整に悩まれている方は多いのではないでしょうか?
今回は、色々な業務を次々と依頼されてしまい、依頼対応に忙殺されてコア業務に集中できないというお悩みを抱えている情シス担当者が短期間でそれをどのように改善し、高負荷状態を抜け出してコア業務に注力できるようになったのか、当社事例からご紹介します。
目次
次々と舞い込む、担当業務と関係の無い業務…
とある会社の情シス担当者の方のある日のひとコマ。なにやら苦しそうです。
優先度が高い業務があるにも関わらず、予定していた仕事内容とは別の業務をいくつも丸投げに近いかたちで依頼されているようです。
計画的に業務を進めようにも、突発業務や割り込み業務の依頼が頻発すると、あらかじめ設定した期限までに予定していた業務が完了しない可能性があります。
さらに、想定外に業務負荷が高まると、時間に追われ精神的な余裕がなくなり、普段なら考えられないようなミスを生む要因にもなりかねません。
業務を誰にも引継げず、八方塞がりできつい状態に…
この情シス担当者は誰かに業務の一部でも手助けしてもらうことは難しかったのでしょうか?
…残念ながら難しかったようです。
手助けを求めようにも、そのために必要な業務一覧や作業手順書などがほぼ「無い」状態で、逃げ場も「無い」状態でした。
あるのは積み重なった、突発や割り込みによる依頼業務のみ。
これでは情シス担当者の負荷が増す一方です。
情シス担当者に負荷がかかり続けると、本来任せられているコア業務の遂行にも影響が出る恐れがあります。
情シスの仕事内容とDX推進の課題
そもそも情シス担当者に求められるコア業務とは何でしょうか?
もちろん、日々の社内情報システムの運営管理が筆頭に挙げられますが、技術革新や競争が激しさを増す現在、情シス担当者に求められるコア業務の1つとして「DXの推進」があげられるのではないでしょうか。
DXは一朝一夕に実現できるものではありません。
また、現在の技術革新の速度を考えると、DXにゴールはないと言えるでしょう。
ゴールテープを切ったと思っても、先進の技術やビジネスモデルがまた生まれるので、そのゴールテープは新たなDX推進へのスタートラインになることでしょう。
このように継続的な取り組みが欠かせないDXですが、その一方で社内に専任のDX推進担当を配置し、常にPDCAを回せる体制を持つことが難しい会社も多いことでしょう。
実態としては、情シス担当者がDX推進を兼務で担当する場合も多いと推測しています。
このような状況において、情シス担当者の兼務による業務負荷の増加はDXの実現を目指すうえでも切り離せない課題と言えるのではないでしょうか。
予定通りに業務負荷や優先度を調整してコア業務を行うことができれば理想ですが、実際は業務バランスが崩れ、想定外の業務負荷の増加や業務効率の悪化に苦しむ方も多いかと思います。
このようなお悩みはどのようにして解消すればよいのでしょうか?
情シス業務のアウトソーシングとは
今回の会社がとった解決方法は、クロス・ヘッドが提供する『情シスSAMURAI』に支援を求めることでした。
『情シスSAMURAI』はお客様の情報システム部門の課題を解決するための情シス業務の改善サービスです。
オンサイト/リモートでのサービスを駆使し、お客様の課題やお悩みに寄り添う伴走型支援で情シス業務全般に関する幅広いご支援を行っています。
簡単な作業からITコンサルティング業務まで、幅広い情シス業務のアウトソーシングで実績を積んでいます。
今回のケースでは簡単な業務説明のみで業務の引継ぎを実現しました。
業務説明の為に作りこんだ手順書も業務一覧も不要。内容次第では短時間の業務説明で引継ぎを完了し、速やかに業務の代行を開始させることも可能です。
『情シスSAMURAI』の業務巻取りが、情シス部門をあるべき姿へと導いてゆきます。
情シス業務の引継ぎは『情シスSAMURAI』にお任せ!
『情シスSAMURAI』の活用によって情シスの担当者の負担の軽減を実現すると、本来注力したいコア業務の計画的な遂行も可能になります。
あわせて、情シスのプロにお任せすることで、業務の効率化も期待できるでしょう。
さらに『情シスSAMURAI』は支援のプロセスで引継いだ業務の手順書作成もご支援します。
手順書を作成することで、引継いだ業務を将来的に内製化する場合にもスムーズな業務遂行が可能になるようにご支援します。
今回お困りだった情シス担当者は、『情シスSAMURAI』の支援により本当に注力したいコア業務に集中できる環境を手にすることができ、加えて業務手順書の整備も実現することができました。
今回ご紹介した当社事例以外にもIT業務のお困りは数多くあるかと思います。
別のコラムでも具体的な情シス支援の事例をご紹介しています。
皆さんの会社でもこの事例に似たようなIT業務のお困り、お悩みはありませんか?
クロス・ヘッドが提供する『情シスSAMURAI』がお悩み解決に伺います。
まずはお気軽にご相談ください。
こちらのページでもセキュリティ対策支援に関するケーススタディをご紹介しています。
ぜひ、本コラムと併せてご覧ください。
『情シスSAMURAI』サービスページはこちらから