導入事例
株式会社横浜赤レンガ 様

株式会社横浜赤レンガ様 集合写真

(写真左から、クロス・ヘッド株式会社 上地、野上、株式会社横浜赤レンガ 西田様、クロス・ヘッド株式会社 菊池)

ITの専門担当者不在により顕在化しにくい課題の発掘と技術的なサポート面が必要とされる中、「情シスSAMURAI」の活用により、社内規定に沿ったIT運用と日々の業務改善、社内のIT促進・DX推進を実施。

株式会社横浜赤レンガ ロゴ
株式会社横浜赤レンガ様 ロゴ
株式会社横浜赤レンガ 様
所在地
神奈川県横浜市中区新港1丁目1番1号
設 立
2000年7月28日
資本金
20億9千万円
事業内容
商業施設運営事業
イベント企画立案・運営
駐車場経営
URL
https://www.yokohama-akarenga.jp/
西田秀周様
課題
ITの専門担当者不在により顕在化しにくい課題と技術的なサポート面での不安
解決
「情シスSAMURAI」の活用によるIT課題の発掘と改善相談、チーム体制での素早いITサポート
効果
社内規定に沿ったIT運用と日々の業務改善、社内のIT促進・DX推進についても検討できるように

御社の事業内容をお教えください。

西田様株式会社横浜赤レンガ1号館 、2号館の商業施設の運営、広場でのイベント企画立案や運営、7街区駐車場(観光バス用の駐車場)の経営をしております。ちなみに1号館、2号館併せて60店舗ほどの商業施設が存在します。また、広場で開催するイベントは「みなとみらいエリアの賑わいを創出する」というミッションのもと、企画立案・運営をしております。

西田様の業務内容についてお教えください。

西田様施設や設備の管理、兼IT担当です。私は営業部に籍を置いていて、施設に不具合が起きた場合の対応や改修工事、テナントの新規入居の監修をすることもあります。IT業務については、システム管理、運用、IT機器の管理、ヘルプデスクなどとなります。本来、IT業務は経営企画部の担当でしたが、その担当が急遽異動することになり、私が営業部と兼任で2023年4月から引き継ぐことになりました。

現在、ひとり情シスの状態かと思いますが、業務量はかなり多いのではないでしょうか。

西田様実際に担当してIT関連の業務量の多さに気づきました。加えて未経験に近い状態で携わるようになったため技術的にわからないことが多く、実際の業務量以上に大変だと感じていました。

金額、熱意、サポート体制が最も優れていたクロス・ヘッドをパートナーに

情シスSAMURAIを導入するに至った背景をお教えください。

西田様導入時、私はまだIT担当に就いていませんでしたが、もともと契約していたIT業務支援サービスを切り替えることになり、いくつかの会社さんからお話を伺いました。金額、熱意、サポート体制および姿勢が、最も優れていたのがクロス・ヘッドさんでした。これから信頼関係を重ねていくことができそうであり、サポートも十分にしていただけるということでクロス・ヘッドさんの「情シスSAMURAI」の導入を決定しました。

情シスSAMURAIの導入前、情シスに関する課題はありましたか?

西田様課題に関しては、導入前というより導入後に明らかになってきた状況です。たとえばITの社内規定に沿った運用を確認した際、クロス・ヘッドさんからメール誤送信防止やパスワードのルールを追加した方が良いとご提案いただきました。以前はそういった部分が課題として浮かび上がっていなかったわけです。これまで弊社ではIT専門の社員を採用したことがなく、ほかの業務をやりながらIT業務も行うというかたちをとっているため、プロフェッショナルの方にサポートしていただかないと、IT環境や規定を整備、運用することは難しいと感じています。

情シスアウトソーシングにあたりオンサイト対応とリモートサポート体制を重視

情シスをアウトソーシングする上で特に重視されていることは、どんなところですか?

西田様当社は商業施設によくあるシフト制で365日稼働しているため、私が休みということもあります。私の不在時にIT関連のトラブルで業務が止まってしまっては困るので、サポート体制を重視していました。クロス・ヘッドさんは、オンサイト対応の他にリモートのサポート体制を組んでいただいている点が助かっています。弊社のスタッフが、指定のメールアドレスに問合わせを送ると、クロス・ヘッドさんのチームの中で、対応できる方がアドバイスやトラブルシューティングをしていただけるというサポートです。直接スタッフとやりとりしていただけるところが何より助かっています。

属人化を防ぎつつ、トラブルが発生した際は円滑に解決が可能な体制というわけですね。リモートではどのようにサポートを受けていますか?

西田様画像などを例示いただきながら、わかりやすく臨機応変に対応いただいているなと思います。メールをお送りするとすぐ気づいてお返事いただける素早さというのは大変助かっていますね。あれはどうやっているのでしょう……。

菊池チームでメールを確認していますので、1人が別の業務をしていても、他のチームメンバーが気づいてご連絡したり、チームメンバーで調べたりというやり方をしています。

リモートでのサポートでは、たとえばどんなことを相談していますか?

西田様リモートだと、弊社のスタッフからはパソコンの不具合についての相談が多いですね。それとは別に、私が「新しいシステムを入れたいけれども、ちょっと相談に乗ってほしい」というやりとりをしています。現状、解決策や回答をメールで箇条書きしていただければ、けっこう解決していますが、一部、管理者権限を使って操作しないといけないなどリモートで解決できないことは、訪問時にご対応いただいています。

クロス・ヘッドの担当者がサポート訪問した際は、どんなやり取りをされていますか?

西田様まず、今解決すべき案件についての整理を行います。先にメールしていた「新しいシステム導入検討の具体的な相談」とか。あとは予算に関して、今年度対応が必要な案件についてご相談させていただいたり、起こりうるシステムのトラブル、たとえば脆弱性対応やシステムアップデートについてご注進いただいたりしています。

これまでのクロス・ヘッドとのやり取りで、特に印象に残っていることはありますか?

西田様システムクラウド化ということで3月にBoxを導入しました。検討段階では、データを自分たちでコピーするだけで問題ないと考えていましたが、当時サポートをお願いしたばかりのクロス・ヘッドさんに現状をお伝えしたところ、そんなに簡単な話ではないことがわかりました。現状把握から始まり、自分たちで対応が可能なのかという情報の整理をしていただきました。クロス・ヘッドさんはやはりプロだなと思い、結果的に追加業務として発注させていただくことになりました。発注後は、すごい速さで話が進んでいき、こちらが想定したスケジュールよりどんどん“巻き”で進めてくれています。「もう移行が完了しそうです」とか、いい意味で期待を裏切ってくれますね。IT分野という我々が苦手としている部分で情報の交通整理をしていただいているのが一番助かっていますね。

クロス・ヘッドの担当者とのコミュニケーションの感想を忌憚なく教えてください。

西田様非常にいいですよ。普段からけっこうフランクにいろいろ話しているので、こちらとしては遠慮なく、忌憚なく言えている、言える関係でいただいているのが何よりという感想です。弊社の社長もよく言っていますが、「チーム赤レンガとして、みんな外注先という扱いじゃない。赤レンガの一員として盛り立てていこう」といったような方向性なので、そのチーム赤レンガにちゃんと参加いただいて、盛り立てていただいているなというのは感じますね。

今後は社員のITリテラシー向上と働き方改革にも取り組む

現状の課題につきましては、先ほどお話しいただいたこと以外に何かありますか?

西田様私も含めてなんですが、赤レンガ社員全員のIT知識の底上げは必要かなと感じています。IT環境において、何が問題なのかという問題把握ぐらいは自分たちでできるようにしたいですね。あとは最新の技術やDXに関する情報もあれば教えていただきたいです。弊社はイベントを開催する立場なので、最新の情報というのはどんどんリバイスをかけていかないといけないのですが、自分で取りに行かないと最新の情報に出会えないので、どんなことでもご提案いただけると非常に助かります。

野上目の前の課題を解決するということも大事ですが、併せてITリテラシーを上げていき、働き方の改革をしていくという動きも必要ということですね。

情シスSAMURAIの費用面に関してお伺いします。現状、コスト面に関してはどう考えていますか?

西田様私は業務上、工事関係の費用を見ることがあるので単価だけで比べてしまうと、IT業界は決して安くはないと感じてしまいます。ただ、価値ある技術を提供いただけているので大変満足しています。内製で人を採用して終わらせることもできる中、そういう話が社内的に出ていないという意味でも、コスト的には満足できていると思います。

西田様以外の社員の方々から、情シスSAMURAIに関して何か反応や感想はありますか?

西田様直接評価を聞くことはないですが、間接的に感じていまして、当社のスタッフがクロス・ヘッドさんに対してご担当者さんの個人名でお呼びしているのを見かけます。できるだけ社員の目につくところにいて話しかけやすい状態をとっていただけていることもあり、やはり社員から頼られていると感じます。

ありがとうございます。情シスに関する今後の展望がありましたらお教えください。

西田様そうですね。私は社内のSDGsメンバーにもなっているので、ペーパーレスをはじめITの側面から何かできないかと考えています。たとえばジェンダーレス対応や、あと国による差別を生まないようにするための言語についてなど、ITでいろいろできることがあるのだろうなと思っています。SDGs、サステナブルに向けても新しい技術で何かできることがあればご提案いただきたいですね。

菊池今ご利用されているサービスを使って、一部の業務はペーパーレス化もできます。現在の課題が落ち着いた段階で進めていけるといいですね。

最後に、今後情シスの支援サービスの導入を検討されている企業に対して、先行導入者としてサービス選びのポイントがあればぜひお教えください。

西田様私はサービス選定時に担当部署にいませんでしたが、私だったら何よりも人で選ぶと思っています。良いIT技術者の方に来ていただくこともですが、営業担当の方の提案が信用できるものなのか、も重要ですね。ITは、わからない人には本当にわからないことなので、金額だけで判断してしまうと、いざというときに業務範囲外で対応できないというトラブルにもなりかねません。どれだけ自分の中で提案が腑に落ちたかというか、噛み砕いてご説明いただく中で理解できたかが肝になってくるのではないでしょうか。そういう意味で、最終的には「この人たちと一緒に仕事をやりたいか」と思えるかどうかだと思います。

ありがとうございました。これからも横浜赤レンガ様のITパートナーとしてクロス・ヘッドを選び続けていただけるよう精進してまいります。

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